複数の人と食事をする時、みんなで「シェア」すると楽しいですよね。でもその「シェア」を利用した、セコい人が実際にいるみたいです……。
今回は、友人のE奈から聞いた、セコママのエピソードを紹介します。

セコママに意外な形で制裁が!

次の日、私たちはコソコソと幼稚園の送迎に現れたX子を捕まえて、「昨日立て替えた分を支払って」と詰め寄りました。

すると、「実はお金がなくて……」と大声で泣き出すX子。

(何も知らない人たちからジロジロ見られてるし、恥ずかしすぎる)

もう立て替え分の回収を諦めて、逃げ出したい衝動に駆られていると、黙って横にいたX子の息子が、不思議そうに言いました。

「ママ、うちお金ないって嘘だよね? 昨日の夜、焼肉食べに行ったじゃん」

それを聞いて「あんたは黙ってなさい!」と慌てるX子。

我に返った私は、「昨日の分、払ってもらえないなら幼稚園とあなたのご主人に相談します」とX子に宣告し、その場でお金を回収することができました。

あの時、X子の息子くんの発言がなければ、立て替えたお金は回収できなかったかもしれません。
息子くんには本当に感謝です。

その後、X子がランチ会に来ることは二度とありませんでした。

最後に

何か理由があってのことかもしれませんが、自分の食べたものの代金を同意なく他人に払わせるって、人間性を疑ってしまいますね……。息子さんが同じように育たないのを願うばかりです。

皆さんも、自分がされて嫌なことは、他人にもしないように気をつけましょうね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N

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