大流行中のインフルエンザ。家族全員でかかってしまうと本当に大変です。辛い時にこそ夫婦で助け合いたいものですが……。今回は、辛い経験をした筆者の知人に話を聞いてきました。

「お前は休まず働け」だと?

しかし、こんな状況でも、誰かが家事をしなければなりません。いつも全く家事をしない夫が手伝う訳もなく、Aさんは高熱の中、1人で2人の看病と家事をすることに。

それなのに夫は「おかゆなんて食いたくねぇ」などとわがまま放題。さらには「お前は在宅ワークだろ? インフルでも休まず働いて、俺の分も稼げよ」と言ってきたのです。

この言葉にAさんは黙ってはいられません。

「私も具合が悪いのに、なんであなただけが寝ていられるの? しかも、この状況で仕事もしろと? ふざけんな!」

と夫に激怒。それ以降、最低限の食事だけ準備をし、夫の他の看病は放棄することにしました。

子供に戻った夫

それから1週間ほど経ち、すっかり回復したAさんと息子。夫だけはまだ微熱と頭痛が続いていたようで、薬を飲んでは布団に潜りっぱなしでした。

部屋の中から「辛いよ~痛いよ~」などと夫の情けない声が聞こえてきたそうですが、Aさんは「謝るまで絶対に口を聞かない」と拒否。夫も体調が良くなった後、ようやくAさんに感謝と謝罪の言葉を言ってくれたそうです。

確かに、自分も辛いのに「お前だけ休まず働け」と言われたら頭に来ますよね。これを機に、夫には日頃から自分の身の回りのことくらいは、できるようになってほしいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる


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