心霊現象を体験したことがある人の中には、怖い思いをした人もいれば、不思議な縁のようなものを感じたことがある人もいることでしょう。今回ご紹介するのは、幸か不幸か人生で初めて心霊現象を体験したママ友Dさんから聞いたエピソードです。

不吉に思い、実家に電話。すると……

この時、今まで霊感など全くなかったDさんでしたが、なんだか嫌な感じがして、すぐさま母のスマホに電話を入れました。
すぐに出てくれた母に「おばあちゃんと話したいから電話代わって!」と言いました。「ちょっと待っててね〜」と保留になったのですが、一向に保留が切れず、おばあちゃんも電話口に出ないままでした。
1分ほど経ったあたりで、とうとう電話が切れてしまったのです。
(どうしたんだろう……)と不安に思っていると、数分後に母から折り返しの電話が入りました。
「あんた、良いタイミングで電話してくれたわ。おばあちゃん、部屋で倒れてたのよ。ちょっと救急車呼んだから、また後でね。」と言うのです。

まさか、こんなことになっているとは思わなかったDさん。
あの写真立ては、おばあちゃんからの知らせだったのかもしれない。
その後、Dさんの祖母は病院に運ばれ、少し入院生活を送ったのち自宅へ戻ることができたのでした。
すぐに実家に電話してよかったと、Dさんは心底思ったのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり


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