子どもが熱中するゲーム遊びですが、高額な商品なのでトラブルが発生することもあるようです。今回は、知人から聞いたゲーム機にまつわるエピソードをご紹介。自分の携帯ゲーム機が、お友達の手にあったらどうしますか?

窃盗事件は予想外の展開に

A子は「どういうこと?」とB美に詰め寄りましたが、B美は戸惑った様子で「ママ友のC子から安く譲ってもらった」と説明しました。
「真の窃盗犯はC子か!」と、次にC子を問い詰めると、「使ってないゲーム機が出てきたからB美に譲っただけ。A子のゲーム機なんて知らない」としらばっくれます。

C子のふてぶてしい態度にキレたA子。
「それなら警察に行く。指紋を採取すればすぐにわかる」と強い調子で言うと、C子は慌てて犯行を自白しました。A子宅で行われたママ友会で見かけて、つい持ち帰ってしまったと言うのです。

返す・返さないでひと悶着

A子は警察沙汰にするつもりはなく、「ゲーム機を返してもらえばそれでいい」と2人に告げました。
B美がゲーム機を返し、C子がB美に返金すれば事態は収拾したのですが、ここでひと悶着。
B美が「盗難品と知らなかった私も被害者。息子が気に入っているから返したくない」と駄々をこねたのです。

A子は「それならB美にゲーム機を譲る。その代わり、C子は新しく買うゲーム機の代金を私に支払って」と代替案を出しました。ところが、C子は「新品の代金なんて無理よ!」と拒否。
B美とC子で「返せ!」「返さない!」でケンカが始まったのです。

A子は2人から「あなたがゲーム機を諦めてくれたら解決するのに」と恨めしげに言われましたが、そんなことをする義理はありません。「それなら警察に行く?」の一言で黙らせました。
A子はゲーム機を返してもらえたが、2人とは縁を切ることに。ヤバいママ友が2人もいたとは、と凹んだそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子

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