世の中にはどうしても理屈では説明できないことがあります。実際に体験すると何とも言えない気持ちになる人も多いはず。これは筆者が実際に体験した、占い師をめぐるウソのような本当のお話です。

幸せの意味

占い師の人が言うには「あなたはとても強い守護霊様に守られていて、その守護霊様の姿がハッキリと見えるんです。きっと生まれ変わりなのかもしれないですね」とのこと。白髪の和服を着た上品そうな女性に守られていると言われ、不思議な気持ちで帰宅しました。

後日、祖母の家に遊びに行って仏壇に手を合わせたとき、占い師の人の話を急に思い出しました。祖母に守護霊の話をすると、祖母はとても驚いて「それは秋田のおばあちゃんだわ!」と言うのです。

私が生まれる前に亡くなった曾祖母は呉服屋の娘で、いつもおしゃれな和服を着こなす素敵な女性だったとか。曾祖母が亡くなってすぐに私が生まれているので、祖母たち親戚は「生まれ変わりかも」と話していたと聞きました。

守られていた私

言われてみると、確かに『間一髪で助かった!』とか『あと少し遅かったら危なかった!』という経験を多くしていました。目の前で大きな事故が起こったこともありましたが、私が実際に被害を受けることはなかったのです。

きっと占い師さんの言う通り、曾祖母が守ってくれていたのでしょう。

私が祖母に話をした翌日、祖母の家の仏壇の位牌がずれ、ろうそくの炎が信じられないほど大きくなったと聞きました。祖母には「おばあちゃんが帰ってきたのかも。●●ちゃん(私)に気が付いてもらって嬉しかったんじゃないかしら」と言われましたが、何だか不思議な気持ちになる体験でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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