毒舌はテレビなどで観ている分には面白いかもしれませんが、実際に自分の近くにいる人が言うと、イライラ・ハラハラさせられますよね。これは筆者の周囲にいる、毒舌がかっこいいと思っているイタいママ友のエピソードです。

大声の暴言

Sの声はとても大きく、周囲にいる人みんなに聞こえるほどでした。来賓席も近かったので、聞こえたのではないかとハラハラ……。

すると来賓席の近くにいたPTAの役員さんが、Sのところへツカツカと歩み寄ってきてこう言いました。

「あの人は教育委員会のお偉いさんですよ。運動会とかの学校行事に参加して、その学校の評価をしに来ているんですって。」

保護者たちの追い打ち

一瞬ギョッとした顔のS。
さらに追い打ちをかけるように、他の役員さんたちがSに聞こえるような声で追い打ちをかけました。

「保護者の質は悪いって言われそうよねぇ。」

毒舌も結構ですが、どうやらSは攻撃する相手を間違えてしまったようです。
いたたまれなくなったSはその場から退散。運動会を境に毒舌も鳴りを潜めるようになりました。

勘違い

自分の気持ちをハッキリ伝えることと、毒舌はそもそもの質が違います。
ましてや他人を攻撃するための悪口など、言語道断ですよね。
子どもにはどんな教育をしているんでしょう……あんな母親では子どもの将来が心配です。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.