共働きの家庭は、夫婦で家事や育児の分担をすることがBESTですよね。でも中には自分だけが大変だと思い込み、何も協力しない夫も存在します。これは筆者の友人・H美の家庭で起きた、殿様夫の恥ずかしいエピソードです。

上司の一言

「△△くんさぁ、もうちょっと普段から手伝ってれば、いちいち奥さんに聞かなくてもわかるんじゃないの?」

確かにそうなんです!お皿・コップ・ゴミ袋・飲み物のストック・調味料……普段家事をやっていれば扱うものばかりで『どこにあるのかわからない』という珍しいものではなかったからです。

思った通り、夫は『嫁が家事が苦手でいつも自分が負担している』とか、『料理は嫁よりも自分の方がうまくできる』とか、『休みの日は掃除や洗濯で忙しくて大変』など、事実とは異なることばかりを言っていたようです。

「奥さんも大変ですね、何も手伝ってくれないんじゃ大変でしょ?」と上司。夫がカッコつけてついていたウソは、あっけなくバレてしまったのです。

改心した?

夫はみんなの前で恥をかかされたことが、とてもショックだったようです。確かに、プライドの高い夫にとっては屈辱以外の何物でもなかったでしょう。

しかし、指摘した人は夫の直属の上司です。少しでもカッコつけたウソを現実にしなければいけないと感じたようで、それからは少しずつ家事や育児を手伝うようになりました。上司に指摘されたときのバツの悪そうな夫の顔は、今でも忘れられません。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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