親しい人へのお誕生日プレゼントって、何をあげたらいいかちょっと悩みますよね。親しいからこそ、絶対に喜ぶものをあげたいという気持ちもありますし。今回はそんなお誕生日プレゼントで、まさかの事実が判明してしまった経験のある私の友人、Cさんに聞いたお話です。

フリマアプリに……

「ねえ、CさんもしかしてWさんにバッグあげた?」
ある日、プレゼント交換仲間のママ友からCさんに連絡がありました。
「うん、〇〇のトートあげたよ! Wさんがいつも持ってるやつ」
「実はそれ、私も同じのをあげたっぽい」
「え? どういうこと?」

ママ友から、あるURLが送られてきたのでCさんはそれを開いてみました。するとそれはフリマアプリのページで、CさんがWさんにあげたものと同じトートバッグが、ひとつのアカウントから何点も出品されていたのです。

「みんなに同じもの欲しいって言って、1個だけ手元に置いといてあとは全部売ってるみたい」
「えー!!! キャバ嬢の手口じゃん」
「そうなのよ。Cさんの他にも3人は同じバッグあげてるの確認とれてる」
「そうなんだ……なんかショック」
喜んでもらえると思ってプレゼントしたのに、まさか売られていたとは。Cさんはショックのあまり、それからWさんとは距離を置くようになりました。

そのうちママ友同士のプレゼント交換もなくなり、Wさんは今ではママ友をなくして孤立しているそうです。

何か理由があったのかもしれませんが、プレゼントという人の好意を、悪用してはいけませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:齋藤緑子

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