ビジネスマナーには様々なものがあり、マスターするのは難しいもの。今回は知人からビジネスマナーで失敗したエピソードを聞きました。取引先で出されたお茶を飲んだら、上司から盛大に説教されたと言うA子。彼女が犯したビジネスマナー違反とは?

A子の犯したビジネスマナーとは?

実はA子とB男は、謝罪のために取引先に訪問していました。A子が担当する仕事でミスがあり、上司が同行して謝罪することになったのです。
通常の訪問ならA子の言う通り、出されたお茶は勧められたら飲んでもOK。
ところが、謝罪で訪れた場合は、勧められても飲まないのが基本のマナーとされています。「勧められたら飲んでもいい」とする説もありますが、「飲むとお詫びの気持ちが伝わらないから飲むべきではない」とするのが一般的。
謝る側のA子は、お茶を飲むべきではなかったのです。

2つ目のビジネスマナー違反

A子が犯していたビジネスマナー違反は、それだけではありませんでした。
B男はお茶に手を付けておらず、飲んでしまったのはA子だけ。上司のB男よりも先に口をつけたのもNGだったのです。
そのことも含めて「もう一度学びなおせ!」とA子は上司から説教されてしまいました。

A子のマナー違反が今後の取引に影響することはありませんでしたが、何が原因で取引先と関係が悪化するかわからないもの。
お茶に関することだけで2つもビジネスマナー違反を犯していたA子は、「もしかして他にもやらかしているかも」と怖くなり、すぐにマナー本を複数購入したそうです。
彼女の話を聞いて、私もしっかりと学んでおかなくては! と反省しました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子


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