筆者の知人Aさんの職場には、誰にでも小言を言って嫌われているイジワルお局様がいました。Aさんもお局のことは苦手に感じていたそうですが、「苦手だと思っているだけでは現状を変えることはできない」とある作戦を実行したんだそうです。お局の小言を激減させたAさんから、どんな作戦をとったのか聞きました。

いつもありがとうございます!

その日からAさんはお局に小言を言われると、笑顔でこんな風に言うようにしました。

「いつも小さなことにまで気づいてくださり、ありがとうございます!」

いつも注意をする度、嫌がられていたであろうお局は、Aさんの言葉に対し照れたような表情を見せました。これまで煙たがられることはあっても、感謝されることはなかったのでしょう。

Aさん自身もお礼を言うと気持ちよくなり、お局の小言を受け入れられている自分に気がつきました。

人間関係は鏡写し! 小言激減

Aさんはさらにお局のちょっとした行動を褒めるようにもしました。すると、お局の態度は徐々に変化していきました。

小言を言うことは激減し、何かを指摘するときも態度が優しくなったのです。Aさんもいつの間にかお局への苦手意識はなくなっており、仕事に行くのが楽しくなりました。

Aさんはお局の変化を通じて、人間関係は鏡写しというのは本当なんだなと実感。これからも誰に対してもお礼を言うことを忘れず、気持ちのいい関係が築けるようにしていきたいと思っているそうですよ。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶

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