嫁という自分と同じ立場の義理姉妹がいると、心強いこともありますが、姑との関係によっては面倒臭いことになってしまうことも……。特に差別的な扱いを受けたりすることがあれば、なおさらです。これは筆者の友人・W子から聞いた義実家とのエピソードです。

義弟の嫁から聞いた衝撃の事実

そんなある日、買い物に出かけた先で、バッタリと義弟の嫁に会いました。姑がいなければ特に仲が悪いわけでもなかったので、お茶をすることに。

義弟の嫁はしっかりとした人で、まずは父に対するお悔やみを言ってくれました。そして姑の話になり、私は衝撃の事実を聞くことになるのです。

「お義姉さんのご両親はまだ若いから、いきなり相続とかいう話はないって。でもうちの両親は高齢でしょ? 遺産相続はどのくらいかって言ってたことありますよ。」

え? それって……。

「たぶん相続の話があったらあやかりたいって思ってるんじゃないですか? 実家のお父様の葬儀の時にも相続がありそうなんて不謹慎なこと言ってましたから。」

姑の本性

義弟の嫁は、姑の魂胆を知っていたこともあり、私のことを心配してくれていたそうです。姑を快く思っていなかったため、私に教えてくれたのでしょう。

この話を聞いて、私は背筋がゾッとしました。

先に相続が発生しそうな義弟の嫁を可愛がるフリをして、取り入っておけば何かおこぼれがもらえると考えていた事実……。さすがに黙っているわけにもいかないので、夫に相談することにしました。

その後

夫はあまりの衝撃にしばらく口がきけず、絞り出すように「怖っ……。」と言いました。「相続云々じゃなくて、人としてダメだろ!」と母親の魂胆に呆れ果てていました。

その後も姑からの連絡は頻繁にありましたが、夫とも相談して付き合い方を変えることにしたので、以前のように顔を合わせる機会は激減しました。もちろん連絡には応じていません。

姑は今まで見向きもしなかった私の母にも「何かあったら言ってくださいね」と言ったそうです。本当に心配してくれていたのかもしれませんが、あまりのがめつさに、少し恐怖を感じた出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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