義理の親子というのは何かと難しいものです。『結婚は当人同士だけの問題ではない』とよく言いますが、嫁・姑の関係を良好に保つには、相当な努力が必要なのではないでしょうか? これは筆者の友人R美の体験した、イラっとするエピソードです。

明かされた事実

「でもお義母さんも忙しいので、助けてもらいたくてもなかなかタイミングが合わないんです」

特に何もしてもらった記憶のない私は、本当のことを言いました。おそらく友人には「いつもやっている」くらいの勢いで話していたのでしょう。

「あら、そうなの?」と姑の友人は怪訝な表情をしていました。

これに慌てたのは姑です。

「あら、でもたまには助けに行くこともあるじゃない?」とありもしないことを言い始めました。

バレてしまった……

姑の友人は、どうやら話のつじつまが合わないことに気付いたようでした。それでも姑は作り話を次々と繰り出します。呆れた私は「お義母さんと私の記憶が違うんですかね~?」ととぼけたように言ってやったのです。

姑の友人はいつもは長居するそうですが、この日は「用事を思い出した」と言って帰っていきました。きっと今まで姑が話していたことが嘘であることに気付いたのでしょう。

友人が帰った後、呆然としている姑に「帰りますね」とニッコリ笑って言ってやりました。

まとめ

自分がしてもいないことをさもしているかのように話していた姑には、ほとほと愛想が尽きました。『嫁のことが気に入らずに嫌がらせをしている姑』という本性に気付かれてしまった姑ですが、その後のことは知りません。

きっと今でも取り繕うのに必死になっているのではないでしょうか。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K


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