友人B子のお母様が亡くなり、同じく友人のA子とお通夜に参列した時の体験談です。卑しい発言を連発していたA子が、このあと大激怒して悔しがることに……? いったい何があったのかご紹介します。

やっぱり素敵なB子ママ

豪華な料理がどんどん運ばれていたのです。素敵なカクテルも飲み放題で、色とりどりの素晴らしいお料理が所せましと並んでいました。B子ママのお友達や同級生などがたくさんいらっしゃる中、B子の隣に座らせてもらい、豪華なディナーを楽しみました。

B子のお兄様のご挨拶によると、生前のB子ママは、自分が死んだら葬式にお金をかけないで、来てくださった方々と私の話をしながら、お食事を楽しんでほしい。そうおっしゃっていたようです。祭壇に使うお金はもったいないからと、腕利きのすし職人さんごとケータリングされていて、とんでもなくおいしいお寿司までいただきました。

B子の表情も明るくなり、B子ママはB子を悲しませないように配慮されていたんだなと思うと貰い泣きしてしまいました。

このことをA子に話したら「はぁぁぁぁーーーーー!!! なによ、ずるい!!」と、ものすごい剣幕で激怒していました。そもそもA子が怒る筋合いはないと思うのですが、人のことを表面だけで判断するのはよくないわ、と思った出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:鈴木まさ美


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