数々の整理整頓の機会を逃れてきた古びたファッションには、再生という力があると知った出来事です。まるで骨董品のような捨てられないファッションアイテムの行き先は……? 整理整頓が苦手な私の体験談です。

Y2K?

「ママ、これ、めっちゃかわいいじゃん!」
「え! だってこれ、ママが若い時に着ていた服だよ。古いよ?!」
「これね、今すごい流行っているよ! 捨てるなら欲しいー!」

こんなに古いものがかわいいの!? まさかの展開に驚いてしまいました。私から見たら、若気の至りで恥ずかしい限りの超ミニスカートやニーハイブーツ、へそ出しトップスの数々。娘から見たら最先端ファッションになっていました。Y2Kって聞いたことがあったけど、これのことかと初めて知りました。

流行りは巡るといいますが、まさかこんな日が来るとは思ってもいませんでした。これまで数々のものを整理整頓してきましたが、生き残るだけの価値があるパワーがあったのだなと感じました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:鈴木まさ美

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