さまざまな人が利用する公共交通機関。子連れの場合、気を遣うためなるべく避けているという方も多いのではないでしょうか。しかし、利用せざるを得ない状況になることもありますよね。今回はバス乗車中に厄介な乗客に出くわした、私の友人A子から聞いた話を紹介します。

救世主現る

肩身の狭い思いをしていたA子でしたが、幸運にもそこに救世主が現れました。A子と高齢男性のやりとりを近くで見ていた高齢女性が、高齢男性に「ここにお座りになったら?」と話しかけてくれたのです。高齢男性は高齢女性やA子になにかをいう訳でもなく、無言のまま高齢女性に指定された席に着きました。怖い思いはしましたが、高齢女性の一言でなんとか窮地を脱出したA子でした。

本当にベビーカーが邪魔で迷惑をかけていたのかもしれませんが、不当な扱いをされている人に、勇気をもって助け舟を出せる人って素敵ですよね。ぜひとも見習いたいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K

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