2023年も残りわずか。ltnで今年読者から人気だった記事をご紹介するアンコール企画記事をお届けします。親だったら、我が子が楽しく学校に通えてるか気になるものですよね。そんな中、「我が子がいじめにあってるかも」と気づいたら、あなたはどうしますか? 今回は、子どもの部屋からいじめのサインを見つけてしまった、筆者の知人のエピソードをご紹介します。

B子から告白された内容とは?

A子は意を決して、B子に血のついたTシャツを見せて「これをあなたの部屋から見つけたんだけど、もしかして学校で嫌な目にあっていない?」と尋ねました。
B子はTシャツを見ると最初は不思議そうな顔をしていましたが、ばつが悪そうな表情に変わって事情を説明しました。

「部活の友達たちとハロウィンに遊んだときに、パーティーグッズの血のりがついた」と言うB子。
その血は偽物だったのです。

A子は「なんで部屋に隠していたのよ!?」と聞くと、「別に隠していたわけじゃ……。洗濯に出すのを忘れていただけ」とB子は答えました。

紛らわしいわ!

「紛らわしいわ!」とイラッとしたA子ですが、いじめではなくホッとしました。
安心感といら立ちが混ざり合い、「洗濯物はちゃんと出しなさい!」と叱りながらも涙目に。

「勝手に部屋に入らないでよ」とブツブツとB子は文句を言っていましたが、自分のことを本気で心配する母親の様子を見て、トーンダウン。それから少しだけ反抗度も下がったそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:愉子


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