友人から聞いた話です。友人の義実家は友人宅から歩いていける距離にあります。姑はしゅっちゅう友人宅に遊びに来ては、友人をいじめたりイヤミを言ったりしてくるらしく、友人はホトホト参っていました……。

癒しの舅登場!

なんと玄関で姑が仁王立ちしていたのです。姑に丸聞こえだったようで、苦虫を紙つぶしたような表情でこちらを見ていました。

「ちょっとあんた! 子供になに吹き込んでんのよ!」と怒鳴る姑。

「ママをいじめないで」詰める娘。

奥から舅が出てきて、助け舟を出してくれました。

舅「こんなおばあちゃんの家なんか、来たくないよな。でも、おじいちゃんがおばあちゃんのことダメっていうから、こっちにおいで」

舅は友人に「こんなおばあちゃんでごめんね。嫌な思いをさせたね」と言ってくれたのです。

舅は姑に説教してくれたようで、舅のおかげで姑のイヤミも減り、穏やかで優しい気持ちに包まれた年越しができました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:鈴木まさ美

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