2023年も残りわずか。ltnで今年読者から人気だった記事をご紹介する、アンコール企画記事をお届けします。今回のテーマは、「子どもの反抗期」。ltnライター:広田あや子さんが友人から聞いた、家族の絆を感じるエピソードです。
画像: 母「夕飯できたよ」娘「いらない」【反抗期に悩む母】子どもに500円を渡し夕飯作りを放棄すると!?

母に無関心な思春期の子どもたち

A子さんには、中学生の娘と高校生の息子がいます。

夫は単身赴任中で、反抗期の真っただ中の子どもたちに手を焼いていました。

学校から帰宅後は「ただいま」の挨拶もろくにせず、自分たちの部屋に直行します。

しかも、A子さんが「ご飯できたよ」と声をかけても「今、お腹空いてないから」「友達と食べてきたから、いらない」とそっけない態度で、部屋から出てこないのです。

子どもに夕飯代を渡し、突き放す母

A子さんは毎日、急いで会社から帰宅しクタクタのなかで、夕飯を作り家事をこなしていました。

しかし、子どもたちはそんな母の姿を見ても「ありがとう」の一言もありません。

どんなに頑張っても感謝もされない日々に、虚しさが募っていきます。

そこである朝、A子さんはリビングのテーブルに小銭を置き「これから毎日一人500円ずつ渡します。これで、自分達で晩ご飯を済ませてください」と手紙を添えて出勤しました。


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