クリスマスや誕生日などに、友達からハンドクリームを貰った経験のある女性は多いのではないでしょうか。今回は私の友人Mさんから聞いたちょっとうっかりなお話です。

まさかの真実

「あ、Mちゃんハンドクリームちょっとちょうだい!」
ある日の仕事終わり、Mさんがハンドクリームを塗っているのを見て、同僚がそう言って手を差し出してきました。
「いいよー!」
Mさんは手に持っていたチューブをそのまま同僚に手渡しました。
「ありがと! 手荒れヤバすぎよねー…… って、ん?」
同僚はそのハンドクリームのチューブをじっと見て、首を傾げました。どうやら裏面の成分表示を見ているようです。

「あ、アレルギーとかある?」
Mさんがそう聞くと、同僚はとても気まずそうな顔でそのチューブを返してきました。
「アレルギーとかじゃなくて、これハンドクリームじゃないよ! 足指サラサラクリームって書いてあるんだけど」
「え!?」
慌てて受け取り、チューブの裏面を見てみるとそこにはしっかりと「足指サラサラクリーム」の表示が。
「うわ! 気づかずにずっと手に塗ってた!!! 」

どうやら友人は、汗をかくと足がべたべたするし、くさくなるのが嫌だ、というMさんの悩みを解決するクリームをくれていたようでした。

「もう半分くらい使っちゃったよ」
Mさんはチューブといえばハンドクリームだと思ってしまった自分の思い込みにびっくり。

翌日、Mさんがそのクリームをちゃんと足の指に塗って使ってみたところ、とてもサラサラとしているうえに、においも気にならず快適だったようです。

ちゃんと商品の説明書きを読まないと、全く違う方法で使ってしまうこともあるんですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:緑子


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