私がまだサンタさんの存在を信じていた小学生低学年のころの体験談です。毎年母親はクリスマス前になると仕事が忙しくなるのです。不思議に思っていたところ……?

衝撃の真実

母は、父からクリスマスプレゼントや誕生日プレゼントを買うためのお金をもらえずにいたのです。

「生活費から買えるような金額のものにするか、どこかでお金を作ってこい!」
と一蹴されていたそうで、子どもたちにサンタさんとの思い出を作ってあげるためには、パート以外に働く必要があったと。

母の私たち姉妹への想いを知り、何年間も1人で戦ってきたのだと思うと涙が止まりませんでした。

私はそのとき、ちょうど高校生になりバイトを始められる年齢だったため、初めてのお給料で自分のことは我慢する母にブランド品のピアスをプレゼント。

まだまだ恩返しには足りませんが、母は泣いて喜んでくれて、これからもっと母を大切にしようと思えました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Emi.A


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