魚釣りが趣味の人は、釣った魚を周囲におすそ分けすることがあるようです。それを知ったクレクレママは「私にもクレクレ」と粘着してきました。トラブルに発展しそうですが、クレクレママの生態を知り尽くしていたその人は、あっさり撃退に成功! 知人から聞いたクレクレママのエピソードをご紹介します。

クレクレママ「助けて!」

夕食時になると、C恵がA子宅に再び来訪。もらった魚を手に、「この魚どうすればいいの!?」と助けを求めに来ました。
料理が苦手はC恵は、鮮魚の調理ができなかったのです。

A子はC恵がいつも惣菜やお弁当を買っていることを知っていて、C恵の料理の腕前を察していました。
「どうせ魚の調理はできないだろう」と予想したA子。断ってもクレクレはしつこくねだってくることがわかっていたので、あえて素直におすそ分けをしたのです。

クレクレママの撃退に成功!

結果はA子の予想どおり。A子は「下処理ができない人に魚を渡すことはできません」と、今後はおすそ分けをしないことを告げました。
C恵は「それなら、A子が調理をしたものをクレクレ」と図々しい要求をしましたが、A子は「うちは料理屋じゃありません。料理代を払うなら考えるけど」と拒否。
ケチなC恵はお金を払うことを嫌がり、スゴスゴと引き下がりました。

A子はこう言いましたが、いつも基本的にはウロコを取り、内臓も取り除いた状態の魚をおすそ分けしていました。C恵が図々しく要求してきたので、わざとA子は下処理なしの魚を渡したのです。
A子の行動の意図を理解したB男は、「やるなぁ」とニヤリ。クレクレママの生態を知っていたため、撃退に成功したのです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田 愉子


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