彼との初デートは、気合いが入るもの。少しでもかわいいと思われたくて、ファッションやメイクを入念に準備しますよね。ところが、気合いを入れすぎると失敗することもあるようで……。今回は私が実際にやらかした失敗談を披露します。

浮かれ気分が一気に吹き飛んだ!

トイレで鏡を見ると、アイシャドウのラメが顔中に散らばり、キラキラと光っていたのです。
表情を変えるたびにラメがきらめいて、その様子はまるで蝶の鱗粉のよう……。
そこでようやく、彼の「蝶みたいだね」という言葉がラメのことを指していたことに気付いたのです。

洋服もラメ入りのトップスを着ていたため、キラキラ感もアップ! 蝶っぽさに拍車がかかっていました。
そう言えば彼がこの言葉を口にしたとき、微妙な表情をしていたような……?
浮かれた気分は一気に吹き飛びました。

焦って顔のラメを落とそうとしましたが、頑固なラメはクレンジングなしで落とすことはできません。結局、キラキラ顔のまま席に戻ることになったのです。
そこからは冷静でいられず、うつむいて過ごすことに。
表情は沈み会話も弾まず、デートは失敗に終わってしまったのです。

気合いの入れ過ぎにはご注意を

友人からは「蛾みたいって言われなくてよかったじゃん。脈ありかもよ?」と慰められましたが、さすがに無理がありますよね。

その後、彼とは何度か連絡を取り合いましたが、交際には発展せずフェードアウトしました。
変に気合いを入れると空回りする、と実感した失敗談です。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田 愉子

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