各家庭によって、離婚の理由はそれぞれ異なると思いますが、夫の思い込みや勘違いで離婚に至ることもあるでしょう。これは私の友人から聞いたモラハラ夫との離婚エピソードです。
画像: ftnews.jp
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モラハラに耐えかねて

私は夫のモラハラに耐えかねて、離婚をしようと考えていました。しかし子ども達もいることから、感情的な離婚はできないと思い、仕事を見つけて少しずつ貯金をし、準備を進めていました。

夫はとにかく自分が一番な人。自分よりも子どもを優先しただけで怒鳴り散らすようなモラハラ夫です。逆上させたら何をされるかわからないので、水面下でこっそりと準備していたのです。

夫からの申し出

ある日、夫から急に改まって「話がある。」と言われました。何を言い出すのかと思っていると、

「俺いまモテ期みたいでさ、この間お前より100倍いい女を見つけたわ。正直お前と一緒にいる意味がないから離婚して欲しい!」

突然の申し出に驚いたふりをしながら、私は内心「やった!」と思っていました。何より『モテ期』と舞い上がっている状態の夫は、私と離婚するためにさまざまな条件を出してきたのです。

慰謝料・養育費はしっかり払う、家は私名義に変えて住み続けても良い……これは渡りに船でした。その上「いつまでもお前とつながっていると彼女が嫌がるから、親に立て替えてもらって一括で支払う」という条件までつけてくれました。

私の思い描いていた離婚よりも素晴らしい条件で、私たちの離婚はあっという間に成立したのです。


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