大人の行動を子どもは意外と見ています。自分たちが教わっていることができない大人を見たときに、子どもはどんなふうに思うのでしょうか? これは筆者の友人・M恵の息子が幼稚園児の時に起きたエピソードです。

「ママ、あの人順番抜かししたのに謝らないね。大人なのにちゃんとできないなんておかしいね。……先生に言っちゃおっか!」

息子の声は思ったよりも周囲に響き、M恵は一瞬ヒヤリ。しかし、それを聞いていた周りの人がクスクスと笑い出し、隣にいた女性は「僕の言うとおりだよね」と優しく微笑んでいます。一番救われた表情をしたのは、レジの店員さんでした。堪えきれずにふっと肩の力を抜き、泣きそうな笑顔でこちらを見てくれました。

一方で

一方、幼稚園児に痛いところを突かれた男性は、顔を真っ赤にしてフリーズ。それまでの勢いはどこへやら、急に黙り込むと、投げ捨てるようにお金を払って逃げるように店を飛び出していきました。

子供の目には、大人の理不尽な振る舞いはとても奇妙に映るようです。 「先生に言っちゃう」という可愛い制裁に、周囲も温かい気持ちになった今回の出来事。公共のマナーを守るという当たり前のことを、改めて息子に教えられた気がしたM恵なのでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.