「妊娠は病気ではない」確かにその通りなのですが、だからといって妊婦を気遣わなくていいわけではないですよね。筆者の知人Aさんは職場の上司に妊娠したと報告したところ、「妊婦を特別扱いはしない」と厳しい仕事も任され続けたそうで……。そんな上司の態度を変えてくれた人の話をAさんから聞きました。

妊娠は病気じゃないからこそ気遣って

女上司の態度が変化したのは、部長が言ってくれたおかげでした。部長は男性ですが以前、奥さんが初期流産した経験があり、妊婦について理解があるのです。

「妊娠は病気じゃないけど、だからこそ周りが気遣ってあげるべきだと思うよ」

部長はそう言ってくれ、女上司はAさんに配慮をしてくれるようになったのでした。Aさんはこの配慮を当たり前だと思わずに、これからも自分にできる仕事は精一杯こなそうと思ったそうですよ。

赤子をお腹の中で育てるという大仕事をしている妊婦さん。確かに妊娠は病気ではないのかもしれませんが、いたわってあげる優しさを持って接したいものですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶

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