冠婚葬祭の席には、ちょっと独特のルールがありますよね。分かってはいるものの用意が間に合わないなんてことも。今回は、私の友人から聞いたお葬式の服装マナーでひと悶着あったエピソードを紹介します。

知らない親戚の人が

急に、知らない親戚の女性がAさんの足につかみかかってきたのです。「こんなの仏さまに失礼だから今すぐ脱げ!!」とストッキングを破り無理矢理はぎ取ろうとしだしました。

Aさんも必死に「やめてください。脱ぎますから」と悲鳴交じりに訴え、なんとかその場を切り抜けました。

そして、途方に暮れながら供養とは関係なくもう泣きそうなAさんに、一人の参列者が「よかったら、予備があるのでこれを使ってください」と黒ストッキングを譲ってくれたのです。

Aさんは「本当にありがとうございます。」と急いで着替えを済ませて、無事式に参列できました。

法事にも色々ありますが、葬式で喪服を着用する場合、ストッキングは黒を選ぶのが無難とされています。ベージュのストッキングがOKかどうかは、地方や場所により違いがあるため、事前に周りに確認しておくといいかもしれませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:夏野ゆきか


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