家をリフォームする際、知り合いの業者がいればそこにお願いするという人も多いのではないでしょうか。今回は家のリフォーム依頼をめぐり、家族間でちょっとした事件になってしまった私の友人、Kさんから聞いたお話です。

「どういうこと?」
「まさか、母さん!?」
旦那さんは出かけていたお姑さんが帰ってくるなり、金額の違いについて問い詰めました。

「これじゃぼったくりじゃないか! 何を考えてるんだよ」
「うるさいわねえ、私が工務店を紹介したんだから、紹介料を上乗せしただけよ」
「はあ!?」

よく事情を聞いてみると、お姑さんはお舅さんの死後に宝石や着物などを買い漁り、今まで貯めていたお金をほぼ使い果たしてしまったとのこと。

リフォーム代を半分払うと言ったもののお金が足りず、一旦借金をして全額を支払って、Kさん夫婦に多く請求したのでした。

「これは詐欺だよ、母さん。もう同居は中止だ、リフォーム代も払わない」
旦那さんは冷たくお姑さんに言い放ち、同居は中止になってしまいました。

その後お姑さんはリフォーム代の借金を払えず、キレイになったばかりの実家は人手に渡ってしまったそうです。

たとえ親しい間柄であっても、詐欺のような真似をしては絶対にいけませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:緑子

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