大人がしていること・持っているものは、子供にとっては宝石のように魅力的に見えてしまうものです。しかし、それに手を出すことで大失敗してしまうことも……。今回は、私が幼い頃に体験した痛々しいエピソードをご紹介します。

そのままでいたら、なんかかゆい!

親戚の人には笑われてしまったものの、私自身は自分でメイクができたことに大満足していたので、笑われても気になりませんでした。

メイクができて嬉しかった私は、そのままの状態で日中過ごすことにしました。
数時間後、なんだか顔に違和感を覚え始めました。なんとなく顔を触りたかったのですが、(今触ったら、せっかくのお化粧が取れちゃう)と思った私は、顔に触れることなく、違和感をそのままにしたのです。

その数分後に、母がやってきて私の顔を見るなり、「今すぐ顔を洗うわよ!」と、洗面台まで手を引っ張って連れていかれました。
なにが起こったのかと鏡を見ると、目の周りや口の周りが、小学生の私でも分かるくらいに腫れ上がっていたのです!
しかもそれを鏡で確認した瞬間に、違和感が痒さだということに気づき、めちゃくちゃ痒くなってきたのでした。

その場ですぐにクレンジングをしてメイクを落としたのですが、アイシャドウとリップが体に合っていなかったようで、目の周りと唇が真っ赤に腫れ上がった状態のままになってしまいました。
腫れが引くまでお正月料理もほとんど食べられず、冷やし続けるお正月を過ごしたことを、今でも覚えています。
小学生の私には、化粧品はまだまだ早かったようです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり

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