華やかなように見えて、実はかなりの力仕事で大変な職業の一つが、アパレル店員です。今回は私自身が実際にアパレル店員をしていた時の失敗エピソードをご紹介します。

年始のセール準備で、寝過ごした!

年末年始はほぼ休みなしで出勤でした。年始のセールに向けて、年末にセールシールを貼ったり、セール用に発注したアイテムをバックヤードに納品したり、年始からの新作アイテムを揃えたり、たくさんやることがありました。

年末最後の締め作業を担当した時、さて帰ろうと思って片付けをして念のためバックヤードのセール品在庫を確認しに行ったら、値引きシールが貼り付けられていないラックを2つ発見してしまったのです。「え、これ、明日の初日に絶対出すやつ! 明日の朝じゃ間に合わない」と判断し、少し残業してから帰ることにしました。
一個一個値段を確認してシールを貼って、と作業していたら、だんだん疲れてきてしまったので、ふぅ~と手を止めて軽く目を閉じただけだったのですが……。

次に目を開けた瞬間、異様に頭がスッキリしている? と感じながらスマホを見たら、なんと日付が変わって0:10! そう、いつの間にか眠ってしまっていたのでした。
大慌てで守衛室に向かうと、守衛さんがまだ残っていてくれました。
「え! お姉さん! 何やってるの!」とめちゃくちゃ驚かれましたが、「あ、バックヤードで寝ちゃってました。あけましておめでとうございます。」と開口一番に言い放った呑気さに、爆笑された年明けとなりました。

いかがでしたか? もう何年も前の話で、当時のことは細切れでしか思い出せないほど過酷でしたが、今となって笑い飛ばせる思い出話になっています♪

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり


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