食べ応えもあり、ちょっとした副菜を作るときにも重宝するちくわ。安いものだと一袋100円程度で購入できるので、家計的にも助かります。ただ、ちくわが好きな人もいれば、好んで食べない人もいるようで……。
今回は、知人のA子さんに聞いたモラハラ夫の残念な言動とスカッとエピソードをご紹介します。

そこでなんと、夫はあろうことかちくわの天ぷらを手に取ったのです! うどんを持って席に着くや否や、真っ先にちくわの天ぷらを箸で持ち上げ、美味しそうに食べはじめた夫。「あれだけ、食卓にはちくわを出すなと言っていたのに! 実は食べたかったんじゃん!」とA子は内心思いました。

A子の発言にタジタジになる夫

夕食に磯辺揚げを出して激怒された件がやはり納得のいかないA子は、 「ちくわって私たち貧乏人の口に合うよね~美味しいよね~!」と嫌味たっぷりに言ってやりました。周りに聞こえるように大きな声で話すA子に、夫はタジタジに。妻の言葉にうなずきながら、背中を小さく丸めてちくわ天入りのうどんを静かにすすっていました。

ちくわの美味しさを分かっていながら、なぜか食卓で激怒するという謎の行動をとった夫。プライドが高すぎて、自分の稼ぎの少なさをいまだに受け入れられないそう。そんな夫をA子はだんだんと可哀想に思えてきたということです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika


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