筆者の友人が、わずか数か月で退職を決意したという話を聞きました。
その会社は、想像以上にとんでもないところだったようで……。

異常なイジメ

部長によるイジメというと、ミスをでっち上げて怒鳴りつけたり、「おまえはクズだ!」という人格否定をしたりなど、よくある話かもしれませんがその様子は見るに堪えませんでした。

ある日営業から帰ってきたとき、Aさんは信じられない光景を目にします。

オフィスで怒鳴っている部長が何かを引きずり回しています。

それは、Bさんでした。

部長が笑いながら同期の足を持って、グルグル引きずっていたのです。その光景にゾッとしました。

さらに怖かったのは、止めもせずボーっと眺めている他の社員でした。社員たちはこの会社に慣れてしまい、感情がマヒしていたのかもしれません。

こんな会社が、いまもあるなんて。

Aさんは急いで止めに入り、無我夢中でBさんを連れて逃げました。そして、2人でこのまま退職しようと決意したそうです。

Aさんは「まだ入社して日も浅かったことから、感情がマヒしてしまう前だったので退職できたんだと思う。退職できてよかった」と話していました。

これは令和になる少し前の話だそうです。それを聞いて私は、今の時代にそんな会社が存在していることにゾッとしました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:橘るい


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