配偶者からモラハラを受けていても、被害者本人は気付けないことがあります。筆者の知人Aさんもまさにこのタイプでした。モラハラ発言を繰り返す夫に洗脳され、自分自身を責めていたAさん。しかし、友人からの言葉で彼女は目を覚ましたのです。何が起きたのかAさんから聞きました。

何もできない夫

料理、洗濯、掃除……全ての家事をAさんに押し付けていた夫。自分では何もできないため、一人家に残されてしまい困り果ててしまいました。

「どこにいるんだよ! いいかげんにしろよ!」

と始めは強い口調でメッセージをAさんに送っていましたが、無視され続けたことで意気消沈してしまいます。

「お願いだ。帰ってきてくれよ」

このメッセージを受け取ったAさんは、自分の居場所を夫に伝えました。すると、夫は飛んでAさんを迎えに来たのでした。

それ以降、夫は今までの行いを反省し、Aさんをバカにするような発言はしなくなったといいます。現在、Aさん夫婦は子供にも恵まれて幸せな生活を送っています。

苦しい時は誰かに相談を

あのとき、AさんがBさんに助けを求めていなかったら、全く別の未来が待っていたかもしれないと思うとゾッとしますね。

モラハラは本人が自覚していなくても、他人目線から見れば気付きやすいものです。もしかして……と少しでも思ったときは、勇気を出して誰かに相談してみるとよいでしょう。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:はぴまる

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