銀行にお金を下ろしに行った帰りは、ちょっと不安になりませんか?
いつもより現金を所持しているため、「家に帰るまでに落としたりしたらどうしよう」と、私はよく心配ばかりしてしまいます。今回は、私が銀行帰りに電車内で体験した、悲しいお話をお届けします。

右隣席の男性が新聞を広げて……

睡魔に襲われた私。眠る直前に男性が新聞を広げたことだけは記憶があります。
車内はそこそこ混んでおり、覚えているのはそこまで。眠っていた時間はほんの30分程度のこと。目覚めると隣にいたふたりの男性はいなくなっていました。
それから携帯を見ようと、バッグの中を開けたら、
引き出したお金を入れた銀行の封筒がなくなっていました。

ええっ、と青ざめ、寝たことを後悔しました。

どうやら、お金を盗まれたみたいでした。
両隣に座っていた男性2人に盗まれた、という証拠はありませんが、きっと新聞を広げて泥棒行為を周りから見えないようにしたんだと思います。
被害は3万円。幸いにもキャッシュカードは無事でした。
でもやっぱり、お金を盗まれたショックは大きかったです。
たかが3万円かもしれませんが、お皿洗いのアルバイトを何十時間も頑張ってやって、汗水垂らして得たお金でした。人が積み重ねてきた苦労の対価を、泥棒はほんの数分で盗んでいくものだから、悔しくて仕方がありません。
この事件以降、私が電車の中でうたた寝することはなくなりました。

「人を見たら泥棒と思え!」
ということわざを思い出し、相手を軽々しく信用してはいけないと感じた出来事でした。

ltnライター:サンマ雲

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