控えめな装いの知人女性Uに対し、見下すような態度を取るママ友H。
H曰く「たまには、お洒落しなさいよ!」とのことです。
しかし小学校の卒業式にて、Uの驚きの姿を目の当たりにすることに! 今回は知人女性の体験談をお届けします!

能ある鷹は爪を隠す

いつもは眼鏡姿のUでしたが、この日はコンタクトを装着し、上品にメイクを施していました。
オマケに身につけている着物は、西陣織の最高級品ではありませんか!

「ど、どうして、そんなに高価な着物を持ってるの?」
衝撃を受け、混乱しているHの質問に対し、Uは微笑みながら回答しました。
「実は実家が呉服店なんです。以前、それが発覚したら着物を無料で譲って欲しいとねだられたことがあって、それからはトラブルを防ぐ為に、敢えてその話題は持ち出さなかったんです」

そう、実はUは老舗呉服店に生まれた生粋のお嬢様だったのでした。
もちろん旦那さんも優秀な税理士で、お見合い結婚していたのです。

お金には全く困っていませんでしたが、周囲にひけらかしては品格を疑われます。
だからこそUは、特別な時以外は敢えて謙虚に振舞っていたのでした。

ちなみにUの変身ぶりは、周囲の人たちをもスッキリさせたといいます。
皆、Hのマウント合戦にはウンザリしていましたから、このスカっと劇を賞賛したのでしょう!

ltnライター:六条京子

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