「物を大事にしなさい」そう言われて育ってきたはずの私たちですが、大人になると少し事情は変わってくるようで……。筆者の知人Aさんは物を大事にし古き良きものを愛していました。ですが、それを貧乏人扱いしてくるママ友がいたのです。Aさんがそのママ友をどう対処したのか話を聞きました。

古くてもいいものはいい! 気合い入れました

後日、保育園から参観日のお知らせが届きました。AさんはTさんを見返すために、気合いを入れて参観日に行くことにしました。

大きな高級ブランドのロゴが入ったヴィンテージのスーツに身を包み、祖母から譲り受けたアクセサリーを身に着けて学校に行ったのです。

Aさんが大事に手入れして管理していたスーツやアクセサリーは古いけれど、一目見て上等だとわかるものです。新しくても安いものとは生地のツヤが明らかに違います。実際にAさんを目にしたママたちは「今日の服装素敵ね」と褒めてくれました。

もう貧乏くさいとは言わせない!

Tさんも、ヴィンテージ服をかっこよく着こなすAさんを見て、何も言えませんでした。いつもなら近づいてバカにしてくるのに、今日は近づいてきません。貧乏くさいとバカにできずに黙ったTさんを見てAさんは心の中でガッツポーズ。

古くても良いものはあるとTさんに伝えられた気がして、Aさんの気分は高鳴ったのでした。

人がどんなものを好むのかは、その人の自由です。人の好みをバカにしたりせずに、尊重できるようになっていきたいものですね。Aさんはこれからも物を大事にし続けるそうですよ。

ltnライター:安藤こげ茶


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