その土地ならではの風習には、他から来た人々にとって理解しがたいものもあります。これは筆者の友人が群馬県に引っ越したときに体験した『地方だけの常識』に驚いた話です。

その土地ならではの風習

『新生活』とは、喪主と参列者がお互いの経済的負担を軽減するため、香典返しを辞退する風習だそうです。参列者の香典も、渡す金額を少額にする風習なのだとか。

群馬県や北関東の一部地域に残るもので、友人が言うには不祝儀袋にも表書に『新生活』と書かれているものがあるのだそうです。

亡くなった方との関係性によって包む金額は変わるそうですが、会社の同僚などの場合は周囲の人たちと相談して、一律の金額を包むことが多いということを旦那さんが教えてくれたといいます。

まとめ

友人は引っ越すということを、環境が変わるという程度に考えていたそうです。しかしその土地ならではの風習などにも慣れなければいけないと学んだと話してくれました。

友人曰く、何度か新生活での不祝儀を経験したそうですが、喪主の負担を軽減するのはもちろん、ある程度の相場が決まっているので、楽に感じてきたといいます。

私は「この年になっても知らないことってたくさんあるんだなぁ。」と彼女の話を聞いてしみじみ感じました。

ltnライター:RIE.K


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