方言には不思議な言葉があり、それが時には誤解を招くことがあります。
たとえば、友人に突然、「裏行こう」と言われたら何事かと思いますよね。実はこれ、栃木県の方言なんです。
当たり前に使っていた「裏」の言葉で、友人にドン引きされた私のエピソードです。

誘いを拒否されショックを受けていると……

席の誘いに対して、否定的な声が上がったのです。
「なんでわざわざ裏行くの?」
「何かした?」

バスの後部座席に行くことがそんなに問題なのか? と思ったら、1人の友人が
「てか、裏ってどこ?」

……? もしかして伝わっていない?

私は、

「え、バスの1番後ろの席に行こうって言ったんだよ〜!」

と伝えると、急に場の空気が和みました。

「裏とか言うから、どこか連れて行かれるのかと思ったじゃん!」

その会話を聞いて、私はやっと気づきました。
「裏」って、もしかしてみんな使わない? これってもしかして方言なのか? と。

栃木県民は、うしろのことを「裏」と言います

すぐさま携帯で調べてみると、「裏」は栃木県の方言だったのです。
栃木県民は、よく「うしろ」を指す際に「裏」という言葉を使います。
だから今回のケースでも、後ろの方の席に行こうと誘うつもりで「裏行こう」と言ったのですが、周りからは「裏? 呼び出し?」のような発想になったようです。
これまでも、授業を受けるときに後ろの方の席に座るときは「裏の席がいいな〜」などの発言をしていたので、きっと友人たちはその度に「?」の状態だったかと思います。

方言って地方にいたら気づかないですよね。
引っ越しをして初めて知った、栃木の方言でした。
みなさん、栃木県民が「裏行こう」と誘ってきても変な意味ではないので気にしないでくださいね!

ltnライター:なつみん


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