「東京って雪に弱いのね～！！」転勤して分かった【雪国マウント】を取りたがる心理とは？

夫の転勤で今度は神奈川県へ引っ越し

5年の雪国生活後、夫の転勤で今度は夫の出身地である神奈川県へ引っ越しをすることに。再び都心近くの関東での生活が始まりました。5年も関東を離れていたので、都心の生活がとっても新鮮。都心に帰ってくると「冬に雪がないと機動力が高くて便利」ということに改めて気づきます。真冬でも公園の遊具で遊べるなんて感動！

ところが、神奈川生活2年目の冬に雪が降ると、都心の雪の脆弱さを思い知りました。都心では5cmの積雪でも大騒動！ 電車が止まったり遅延したり、高速道路が通行止めになったりと大変です。「え？ たった5cmなのに？」と思うと同時に「そうだった。雪が降ると交通網ヤバいんだった」と、都心にとって雪が脅威であることを思い出す私。

都心の雪は雪国の人が唯一とれるマウントかも！？

SNSを見ると「東京って雪に軟弱～」的なマウント発言がいくつもあります。うんうん。雪国はたくましい！ 都心と雪国とでは雪に対する対策が違うことはわかっていますが、雪国マウントに私は思わず共感してしまいました。都心復帰2年目の私は、まだ雪国魂が熱く燃えていたのです。都心の積雪は雪国が都心に勝ち誇れる貴重な瞬間。ここぞとばかりに勝ち誇らねば！

と、ただマウントを取るだけならお気楽なのですが、雪に慣れていない都心の人たちの行動に危機感を持つ部分があります。それは、雪が積もっているのにノーマルタイヤの車で移動をすること。私が住んでいるエリアは坂道が多く、積雪したときは坂を上れない車があちこちで乗り捨てられていました……。雪は楽しくてきれいですが、厄介で危険な一面があります。雪が降ったときは充分な対策をしてほしいですね。

ltnライター：ききた