親友の結婚式……自分の結婚式と同じくらい嬉しくて、舞い上がりすぎて、失敗をしてしまうことはありませんか? これは筆者が友人の結婚式でしでかした、とんでもないエピソードです。

様子のおかしいA美

結婚式の後、A美夫婦は新婚旅行へ旅立ち、「お土産を買ったから持っていくね」という連絡をもらいました。A美は我が家にお土産を持ってきてくれたのですが、何となく様子がおかしいのです。

「どうしたの? 何かあった?」と聞くと、急に「ねぇ、私何かしちゃったかな?」と言うのです。私が素っ頓狂な顔をしていると、A美はとても困ったような顔をしてこう言いました。

「〇〇(私)のご祝儀袋が空だったって、旦那に言われたんだけど……」

一世一代の晴れ舞台にとんでもない失態

そうなんです! 私はご祝儀袋にお金を入れるのを忘れてしまったのです!

銀行でお金を新札に替えて、ご祝儀袋を用意したところまでは良かったのですが、中袋を書くときにお金が入っていると書きにくいと思い、一度入れたお金を出していたことを忘れていたのです。せっかくの新札が折れないように、もう一度銀行の袋に入れて、そのままにしてしまっていました。

最初に気付いたのはA美の旦那さん。彼も言いにくそうにA美に伝えたそうです。私はなんてことをしてしまったんだと、A美に心から謝りました。

思い出になったよ

A美は私が理由を話すと、急にゲラゲラ笑いだし「〇〇(私)らしいよ」と笑って許してくれました。

私は後日、改めてお祝いを包んでA美夫妻に謝りに行きました。2人に余計な心配をさせてしまったこと、わざとではないとはいえ失礼なことをしてしまったことを伝え、丁寧に謝りました。

A美の旦那さんも「何かあったわけじゃなくて良かった。思い出になったよ。」と笑いながら許してくれて、A美夫妻とはその後も仲良くさせてもらっています。

まとめ

大切な親友の結婚式にまさかの失態……あまりの嬉しさに浮足立ってしまった私の後悔は、今でも続いています。

ltnライター:RIE.K


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