【嫁姑ミステリー】困っていた私を助けてくれた【近所のステキなおばちゃん】→ 意外な本性にゾッ！

意外な一面が

ある日、Aさんの家で話していたとき、Aさんのスマホの通知音が鳴りました。
Aさんは画面を見た瞬間、怒ったような顔になりました。
そんな表情をするAさんを初めてみたので、

「どうしたんですか？」と恐る恐る聞いてみると、息子からのメッセージだと教えてくれました。

「息子の嫁とうまくいかなくてね……」と語り出します。

「Aさんみたいな優しい人と、上手くいかない人なんているんだ！ Aさんが姑なんて最高だけどなぁ」なんて、その時は考えていました。

まさかの嫁いびりを……

どうやら、そのお嫁さんは、最初はいい人だったけれど、だんだんと言い方がキツくなってきたんだとか。
しかし、その話を聞いているときに、少しだけAさんに違和感を覚えました。

「最初は素直に言うことを聞いていたのに。最近は『こうしなさい』と言っても『放っておいてください！』なんて言うのよ。」

この時点で「あれ？ いつも優しいAさんなのに、ずいぶん威圧的な言い方をするんだな。」と思いました。

さらにAさんは続けます。
「放っておくなんて、そんなわけにはいかないでしょう？ 嫁なんだから、多少のことは我慢してもらわないと。」

「私のときは、もっとキツくいびられたのよ。ちょっとくらい言ったからって……。忍耐力のない嫁だわ。」

嫁姑関係は難しい

話を聞いていると、どうやら
「わざとイヤな思いはさせているけど、嫁なんだからちょっとくらい我慢するべき」
と考えているようでした。

今までの優しい印象とは違うAさんの一面に、思わず「こわっ。」と声に出しそうになるのをこらえて、「そうなんですね～」と相槌をうつので精一杯でした。

お嫁さん以外の人には、本当に優しく思いやりのある人なのに、お嫁さんには酷い言動をしていることに唖然としました。あんなに優しいAさんを、ここまで怖い人に変えてしまうなんて、嫁姑の関係ってミステリーだと思いました。

内の人間、外の人間

友人からこの話を聞いた時、筆者は「内の人間と外の人間」で態度が変わってしまう人なのかなと思いました。
お嫁さんを家の使用人のように扱う人は、現代でもまだいるようですね。いろいろな年代や地域、風習によっても考え方は違うとは思いますが、お互いに穏やかで平和に過ごせるといいのですが……。嫁姑問題って難しいなと思ったエピソードでした。

ltnライター：橘るい