バスや電車などの公共交通機関は、マナーを守って利用しなければいけません。これは私の友人Mが実際に出会ったトンデモ乗客のお話です。

あんた何してんの?

運転手が何もしないと分かった高校生は、グイグイと乗客を押し分けて後方へ進み、男性の近くまで行きました。Mがハラハラしながら見守っていると、高校生の声が聞こえてきたそうです。

「あんた何してんの? 大声の電話が周りに迷惑かけてるって分からないの?」

決して怒鳴るわけでもなく、冷静な口調の高校生……見た目が怖そうなことから、男性はすぐに電話を切りました。

「ここはあんたの家じゃない。バスなんだから、荷物くらいまとめて膝の上に置けよ。」

周囲の視線もありバツの悪くなった男性は、次のバス停で逃げるように降りて行ったそうです。

まとめ

Mは怖そうだと思った高校生が冷静に注意してくれる姿に、とても感動したと言います。少し無礼な言い方ではありましたが、怒鳴り散らしたわけでもなく、至極当然のことをしっかりと注意できる勇気に、大人として恥ずかしいと思ったとも言っていました。

見た目で判断したり、注意ができなかったりしたことを、周りの人たちも恥ずかしく思ったはず。勇気と常識ある高校生にアッパレ! なお話です。

ltnライター:RIE.K

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.