有名大学を卒業後、大手企業に就職。その後、有望な役員候補のハイスペ男性とゴールインした知人女性。
まるで絵に描いたような順風満帆な人生を歩む知人女性でしたが、久々に彼女に会った際に、驚きの告白を受けました。
今回はそんな、摩訶不思議な話を知人女性から聞きました。

双子の姉の存在

「実は私が小学生の時に、双子の姉が亡くなっているの。姉は私と違って美人で、頭が良くて、堂々とした性格だったわ。ひょっとしたら姉が、私のことを心配して、ここぞという時には力を貸してくれてるんじゃないかと思うの」

何とも不思議な話ですが、知人女性の記憶が無い期間の行動に当てはめてみると、確かに積極性のある姉の存在が浮かび上がってきます。
すると知人女性は、少し切なげな面持ちで口を開きました。

「姉は本当に素敵な人だったから、私なんかより姉に生きてて欲しかったって何度も思ったの。でも、姉はこんな私のことを見守ってくれてる。そう思うと、駄目な自分でも精一杯生きなきゃって思える」

事の真相は不明ですが、知人女性は今も姉の存在に支えられて、日々を生きています。
「いつでも姉が、見守ってくれている」これだけは真実だと、私も信じています。

ltnライター:六条京子

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