久しぶりにSNSで繋がった、中学時代の同級生から、長文のメールが送りつけられてきました。でも、その内容は、身に覚えのないことばかり。その上、相手は夫の職場の後輩だったのです! 夫婦で奇妙な男性に巻き込まれた話をご紹介します。

実は夫の職場の後輩で……

埒が明かないので、一部始終を夫にも話しました。
A男のフルネームを教えると、夫の顔色がさっと変わります。
「そいつ、俺の職場の後輩や!」

どうやらA男は、夫の職場に最近入社してきたらしいのです。
入って早々、人間関係のトラブルを起こし、夫が相談に乗っているようでした。
A男から夫に長文の「相談メール」が毎晩届き、「こいつ、面倒くさいねん」と言いつつも、夫は丁寧に返信を送っていました。

夫とも職場の人ともモメていた

しばらくして、職場でA男の「虚言癖」が問題になります。
「この仕事、やっといてって言ったのに」と言われると、
「やりましたけどね。おかしいな?」などと言うのです。

辻褄が合わないことが増えると、勝手にキレるので、職場の人たちも、うんざり。

そんなある晩、夫に長文のメールが届きます。内容は、夫のせいで、やりたくない仕事を振られ、「仕事が辛くなってきた」ということでした。

「なんで俺のせいやねん! この仕事ならできるって言うから頼んだのに!」と夫は激怒。

さらにA男は職場で「夫さんからパワハラがひどい」と周囲に漏らすようになりました。けれど、夫にとっては身に覚えのない話。同僚たちも夫の味方で、信じる人は誰もいませんでした。

その後、A男は「この会社は俺に合っていない」と言って自己退職していきました。

どうして彼が嘘を言っていたのかは分かりませんが、夫婦ともに距離を置くことができてホッとしました。

Itnライター:田中つぐみ

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