帰宅途中でボヤ騒ぎを発見した知人から聞きました。近くを通った知人の息子A君は、誰もいるはずのない店内で人を見たというのです。炎が燃え滾る店の中に、いったい誰が……。

いないはずの店内に誰かがいたというA君

「お店の人たち、大丈夫だったのかな?」
知人が「お店には誰もいなかったんだって」と言うと、A君は興奮気味に

「ううん。人がたくさんいたよ」
「フーフーって、火を消そうとしていたんだよ」と言ったのです。

知人はこの出来事を近くに住む霊感が強いママ友に相談しました。

霊感ママは、
「あのお店、私もよく行くけどいつもいるよ」
「あの店は古くからやっているし人気があるからね。きっと守り神みたいな存在じゃないかな」

店に住む目に見えない存在

霊感ママによると、火事になった店は古くからある人気の店で、古い店には精霊のようなものが住むことがあるんだとか。お店の名前を聞くと、確かに有名な老舗店のようです。店は常にお客様でにぎわっていて、通いたくなるほど居心地が良いと私も聞いたことがありました。

それを聞いて少し怖い気もしましたが、人には見えない存在からも優しく見守られているお店って、素敵だなと思いました。

後日、お店の人が知人の家にやってきました。通報してくれたお礼として、お店が再オープンしたら使えるお食事券とたくさんのお菓子、消防車のおもちゃをくれたのでA君はとっても喜んでいました。

ltnライター:鈴木まさ美

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