これは私の女友達Rの話です。Rの夫は転職を繰り返し、なかなか収入が安定しない状態でした。そんなR家族に手を差し伸べたのがRの実の両親。金銭的な援助をずいぶんしてもらっていたにもかかわらず、Rの母親が介護状態になると夫は……。

姑が介護状態に。誰が介護するの?

それから数年後、今度は夫の母親に若年性認知症の症状が現れ、サポートが必要な状態になりました。
焦ったRの夫は、Rに「実家に手伝いに行ってくれないか」と頼んだそうです。

自分の親の時に言われたセリフを、Rは忘れていませんでした。
「あなたの親でしょ? 私の親が倒れたときにあなたはそう言った。あなたが何とかすれば?」

Rの夫は逆上したそうですが、自分も同じことを言っていたとなると何も言えません。
「誰が介護するの? 一人息子なんだからあなたが介護すれば?」と言い返してやったそうです。

改心した夫の謝罪

家事・育児・仕事・介護……Rはできる限りのことを精いっぱい頑張っている状態でした。
姑のことは気になるものの、これ以上は無理。
Rの母親に対する態度、家族に対する思いやりのなさに心底呆れて、一切話をしなかったそうです。

義母は症状が進んでしまったため、施設に入ることに……。
入所までの間、介護をしていた夫は、Rの大変さがわかったのかもしれません。
さすがに反省したRの夫は、今までのことを謝ってきました。
これからは少しでも力になるように協力するとRに泣いて謝ったそうです。

まとめ

たとえ夫婦といえども、言ってはいけないことはありますよね。
Rはあれから改心した夫と何とか家族として頑張っていますが、Rの夫が本当に改心したかどうかはこれからの行動を見ていくしかないでしょう。

ltnライター:RIE.K

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