同じ趣味がきっかけで知り会うSNSのフォロワー。顔を合わせないからこそ、イメージが美化され、相手の本性が見えないことも。「ただのフォロワー」だった人が、どんどんストーカー気質になっていき……?! SNSでの体験談を友人に聞きました。

そしてブロック! そこからも恐怖は続く……

なんとなく覗いたA男のライブで、彼の手首を見て、B子はギョッとしました。
なんと、自分のお気に入りの時計とおそろいの時計を、なぜか、A男がつけていたのです!

「その時計……どうしたの?」と恐る恐る聞くと、「B子さんがつけているのを見て、いいなぁ! と思ったから買っちゃったよ」と臆することなくA男は答えます。

B子は既婚者、A男はあくまでも慕ってくれるフォロワーさん。
写真ではなくB子自身に執着している様子に、不安を感じました。

B子はあちこちに出向いて撮った写真をアップしていましたが、次第にA男も、「B子さんおススメの場所に僕も行ってきました!」と同じ場所・同じ構図の写真を投稿するように。

場所を選ぶのも、構図を決めるのも、それなりに下調べしてこそ、の「自分の作品」なのに。
模倣するように写真を撮るA男に怒りを感じつつも、撮影場所の詳細をどこにも書いていなかったのに、なぜ分かったんだろうと恐怖も覚えました。

もともと、自分の趣味アカウントとして、のほほんとSNSをやっていきたいと思っていたB子。
こんなに不安に感じるのは嫌だと思い、B子は思い切ってA男をブロック。
しかし、これで粘着男ともおさらば……とはならないのが、この手の人間の怖いところ。

突然B子にブロックされたA男は、今ではB子への恨みつらみをポエムにして、SNSに投稿し続けているよう。2人の共通の友人が教えてくれました。

A男は気に入った女性をとことん追いかけて、粘着してしまうタイプだったよう。
突然ブロックしたのは申し訳なかったかなと思いつつも、あまりに執着されて困ってしまったB子。
SNSでの人との距離感って難しい……と感じたエピソードでした。お互いに心地よい距離感で、SNSを楽しめたら良いのですが。どうか皆様もご注意を。

Itnライター:田中つぐみ

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.