「親友Fに会いたい!」そんな期待を胸に、小学校の同級会に参加した知人女性。
しかし、残念なことにFの姿は会場に見当たりませんでした。
そこで他の同級生達に話を聞いてみると、衝撃の事実が露わになったのです。
今回はミステリアスな体験談を紹介しましょう!

真相は闇の中……

予想外の返答に衝撃を受ける知人女性でしたが「幹事が忘れているだけよね」と思い直し、別のクラスメイト達にも「Fの近況を知らない?」と尋ねてまわりました。
しかし、気味の悪いことに全員が口を揃えて「Fなんて女子はいなかった」と言うのです。

あんなに目立つ美少女で、オマケにクラスの人気者だったというのに、誰も覚えていないなんて……。ちょっと信じられません。

納得いかない知人女性は、帰宅後にFと一緒に撮影したプリクラを探す為に、プリクラ帳を引っ張り出しました。
ですが驚いたことに、Fの映っているプリクラは1枚もなく、どれも自分1人で映っているものだけでした。

この件を通し、知人女性なりに1つの見解を出しました。
「今思うと、私はクラスで浮いた存在で友達もいなかったから、想像上の友達を作り出していたのかもしれない。属に言うイマジナリーフレンドってやつね。確かにFって、私の理想の女子そのものだったもの」

真相は分かりませんが、これから先もFに会えないと思うと、知人女性の胸は切なく痛むのでした。

ltnライター:六条京子


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