これは私の友人から聞いた話です。飲食店で働くママ友A子は、子供が頻繁に体調を崩すため、週に1〜2日は必ず休みます。子供が多いから大変だろうと、他のスタッフがカバーしながら業務を進めていましたが……。

A子以外のスタッフが店長に呼び出された

友人は、子育て世代を支えたいという温かい気持ちを持っていました。そのため、A子が子供の体調不良による休暇を取った日は、何とかカバーしたいと頑張っていました。しかし、子供を理由にしてわざと休んでいると知って、友人はは怒り心頭に。A子から直接その話を聞いた同僚B子も憤慨していました。

しばらく経ったある日、女性店長から話があると言われました。なんと店長は、毎週金曜日に勤務するスタッフの時給を上げてくれたのです。友人は「金曜日は大変だけど、頑張ってきてよかった!」と感激!一方、A子だけは店長に呼ばれず、時給アップの知らせはありませんでした。

事情を知り、自分だけが呼ばれなかったA子は憤慨。超絶にキレて、店長に直談判するために突撃しました。

A子「私だけ時給が上がらないのはおかしくないですか? 私だって子育てしながら仕事を頑張っているのに!」
「子育てするパートは迷惑ですか?」

実は店長も……

A子は子育てと仕事の両立について訴えましたが、店長はA子に向かって言いました。

「子供さんの事情で休むのは仕方がないわよね。全員同じタイミングで時給を上げるつもりだったけど、仕事が大変だという理由でわざと休んでいるのなら意味が違ってきちゃうから」

実は後でわかったらしいのですが、休憩室でA子が話していた内容を、たまたま通りかかった店長も聞いていたのです。A子は「B子が店長に話したのね! 許せない!」と怒っていましたが、犯人はいません。結局、A子はぐうの音も出ないまま、ただ茫然としていました。忙しい日が大変なのはわかりますが、わざと休むのはよくないですよね。

ltnライター:鈴木まさ美


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