2児の母である筆者は、子育ては「自分の体力との戦いの日々」だと実感しています。特に子どもが小さい頃は、わが子の有り余るエネルギーを1%でいいから分けてくれ! と毎日思っていました。今回は筆者が、産後の主婦の大変さを理解しない夫にお弁当を使って反撃したエピソードをご紹介します。
画像: 夫「ハァ、また冷食?」産後でボロボロの妻 →【冷食に頼らず】作った衝撃の弁当とは?

2人目出産後、ボロボロになった妻

2人目を出産後、家事と育児に追われていました。

当時夫は、超ブラック企業で働いていました。

なので夫婦で協力して家事・育児! なんて夢のまた夢。

私もワンオペ育児で心も体もボロボロになっていました。

特にしんどかったのが、毎日、寝不足のなか早起きして夫の弁当を作る作業でした。

夫から「弁当が不味い!」と言われる

日の出前に起きては、重たい体を引きずるようにしてキッチンに向かいます。

ぼんやりした意識の中で炊飯器に残っているごはんを詰め、冷凍食品を適当に突っ込んでお弁当作り終了。

美味しさや健康なんてへったくれもありません! とにかく、食べ物を詰めるだけで精一杯の私。

しかしある日、夫から「弁当、どうにかならない? 毎日、冷食で不味いんだけど」と文句を言われてしまいました。
ギリギリの精神状態の中で、私はプツッと何かが切れるのを感じました。

冷凍食品なしの、嫌がらせ弁当を作り続ける

次の日、前の日の夕飯で残ったおかず(見た目がほぼ残飯)を入れました。これは冷食ではありませんから。

その翌日には、弁当箱に食パンをぎゅうぎゅうに詰めて、上から適当にいちごジャムを塗りたくった、見た目がかなりグロテスクな弁当を作りました。

そんな悪意に満ちた嫌がらせ弁当を作り続けること1ヶ月。

子育て世代こそ精神的・時間的な余裕が大切!

その時期は冬だったのですが、弁当箱にそうめんを敷き詰め、水筒にキンキンに冷えためんつゆを入れたものを作りました。

さすがに嫌がらせ弁当に堪えられなくなった夫から「ごめん。弁当のことで怒ってるよね。しばらくは、自分で作ります」と言われました。

この頃は、夫も私も日々生きることに精一杯で、相手のことを思いやる余裕がありませんでした。
今思い返すと、夫も大変な状況だったのに嫌がらせするのはよくなかったなと反省しています。

現在は夫もホワイトな企業に転職し、育児にも積極的に参加しています。
家事や育児・夫婦のコミュニケーションには、精神的・時間的な余裕が大切ですね!

ltnライター:広田あや子


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