子どもが学校へ行くようになると、悩ましいのがPTAの活動です。しかし中には、役員を進んで引き受ける『やる気満々・勘違い保護者』もいるようで……。筆者の友人Mから聞いた驚きのエピソードをご紹介しましょう。
画像: 「陰キャのママと関りたくなーい(笑)」【PTAボスママ】にバカにされる日々 → 中学受験で形勢逆転!!

子どもが4人……通算10年以上PTAに君臨するK

筆者の友人Mには小学生の息子がいます。彼女の息子が通う小学校には、Kさんというボスママが存在しているそうで、小学校に上がる前の幼稚園でも有名な保護者だったそうです。

Kさんには子どもが4人いて、通算10年以上にわたってPTAに携わっている強者。Mの息子がKさんの末っ子と同じ学年で入学したことから、Mの受難が始まりました。

大人しい保護者を『陰キャ軍団』と命名

Kさんはとにかくハッキリとものを言うタイプで、声も大きいことから威圧感がハンパないそうです。学校の先生ですら彼女を腫れ物に触るように扱っていて、校内を我が物顔で闊歩。

Mは比較的大人しいママ友さん達と仲良くなったそうなのですが、クラス役員やPTAの役員などにも立候補しなかったせいか、Kさんに『陰キャ軍団』と命名されて、さんざんバカにされ続けました。

華麗なる陰キャ軍団

Kさんの横暴はその後も継続……いよいよ6年生になったときに、Kさんの息子が中学受験をすることがわかりました。実はMのママ友たち『陰キャ軍団』はすごい経歴の持ち主ばかりで、Mの一番の仲良しのTさんは何と! Kさんの息子が受験する学校の校長先生の娘だったのです。

その他にも雑誌編集者、獣医、税理士、システムエンジニア……。Mのママ友たちは仕事が忙しいことが原因で、あまり学校の活動に関わることができなかったバリキャリ軍団であることが判明しました。

焦った勘違いボスママは……

Tさんはとても堅実な人で、自分が私学校長の娘であることなどまったく感じさせない立ち居振る舞いをしていたそうです。

どこから聞いてきたのか、Tさんの素性を知ったKさんは、手のひらを返したように擦り寄ってきました。

「お友達になりません?」「前からお話してみたいと思っていたんです!」と今までとはまったく違うKさんの態度に、M達『陰キャ軍団』は……。

今までの失礼な態度を一蹴してスカッと!

ある日Kさんは、自分を無視し続けるTさんに対して「私をバカにしてるの? あなた何様?」とブチギレたそうです。
しかし今までの罵詈雑言や失礼な態度が許せるレベルではなかったKさんに対して、Tさんは冷静にこう言ったそうです。

「あなたこそ何様なの? 誰もがあなたにへつらうと思ったら大間違いですよ。」

6年間バカにし続けてきた『陰キャ軍団』からの反撃に、Kさんは声も出なかったそうです。

哀しいボスママの末路

『陰キャ軍団』に反撃されたKさん。今までのような暴言や傲慢な態度は、鳴りを潜めたそうです。しかし一番かわいそうなのはKさんの子ども……Kさんのプライドなのか、受験はやめ、学区を変えてお友達とは別の公立中学に行くことになりました。

自分とはタイプが異なる相手でも、マウントをとったり卑下したりするのは大人気ないことですね。自分のくだらないマウントが子どもの将来を左右してしまうなんて、怖いなぁと思うエピソードです。

ltnライター:RIE.K


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